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機密書類をリサイクルしました2016

 

 今年もリバースプラザさんで機密書類の破砕処理をお願いしました。お客様の個人情報よ、さようなら…。

 

 ちょっと機密書類の重量が増えているのは、私も成長しているからかと思ったら、さにあらず。長年のお得意様の仕事が終わって、保管していた書類を大量に廃棄したからなのでした。


野党共闘って効果あったんですか?(岡山編)

 

 岡山では、野党共闘を応援する市民団体「おかやまいっぽん」が、民進党の公認候補を野党統一候補として応援していました。結果は、次のようなものでした。

 

自民党公認候補 小野田紀美さん 得票数437,347票 得票率55.56%
 民進党公認候補 黒石健太郎さん 得票数329,501票 得票率41.86%
投票率 50.86% (前回48.88%、前々回56.97%)

 

この結果について、おかやまいっぽんは次のように分析しています。

 

「比例区(岡山選挙区)においては民進党の得票数が15万票ですから、選挙区において33万票を得られたという結果は「野党共闘」の効果が一定数あったと言えます。しかし、相手候補とは10万票もの差があり、「野党共闘」の効果は一定程度しかなかったとも言えます。
 特に投票率の低さに関しては、わたしたちが今後取り組まなければならない大きな課題として捉えています」

https://www.facebook.com/okayama1pon/

 

 これに加えて、私はいくつか野党共闘を支援した効果を感じました。

 

1) 地方の野党同士の協力関係ができた

 

 これ、ありそうでなかったんだそうです。今回だって、実は一筋縄ではなかったそうです。ある党の人は野党共闘ができた理由を「市民団体が接着剤の役割を果たしたから」と評価していました。「○○党とは昔からのわだかまりがあったが、今回は一緒にできてよかった」と、昔の関係を修復するきっかけになったようでした。政党ではなく「無所属の市民」だったからこそ、これができたんだなと思います。

 

 選挙は1度限りのものではありません。継続してこそ大きな目的を果たせるのだとすれば、今回はいい「基盤づくり」ができたのではないかと思います。

 

2) 自民党の中に、安倍派への対抗勢力が育つ機運ができた

 
 これは個人的な感想です。予想していなかったので、面白いなと思いました。選挙後、「大勝」とは言わなかった谷垣さんの微妙な言動が、今の自民党の緊張感を表しているようでした。

 

 よく考えれば、自民党が長期にわたって政権を取れたのは、常に党内で右から左までバランスが拮抗した状態を保ち、リベラルも保守もある程度取り込んでこられたから、という事実があります。そうやって幅広い信頼を得てきた「貯金」を、結構大きく取り崩しながら延命しているのが安倍政権ではないかと私は思っています。


 今回の野党共闘の大きな動きを見て、自民党の中でも、安倍路線と距離を置いてバランスを取ろうとする人たちが、何か大きく背中を押された感じがしたのかもしれません。市民は、意外に政党や政治家を見えないところでも支えているんだなと思いました。

 

3) 政治への不満が解消できた


 私が動いて分かったのは「座って不満や不安を言い続けるより、動いた方が気持ちが楽になる」ということでした。勝つか負けるかという結果よりも、自分の気持ちを社会に向けて行動で表現してみた、という達成感が心地よかった。これ以上私にできることはない、という気持ちになると、不満もあまり出てこなくなりました。

 

4) 政治に対して謙虚になった

 

 動かない、動けない人ほど、不満や文句が多くなる。それは相手に依存し、自分は動かないのに相手が何かしてくれることを過剰に期待しているからだと思います。そういう自分の有権者としての「依存した部分」が少しなくなり、私の代わりに政治を行ってくれる人たちに対して素直に尊敬し、感謝する気持ちが出てきました。

 

以上、いろいろいい効果があったと思います。私も仕事との両立が課題として残りました。無理しないで、できるときだけでいいから、息の長い活動として政治に関心を持ち続けていきたいです。


政治を変える、生活を変えるということ

 

 あす(10日)は参議院議員選挙です。

 

 私は今回、野党共闘の選挙支援グループ「おかやまいっぽん」のイベントとして、初めて街頭での投票呼びかけをしてみました。本当は電話かけとかポスティングとかウグイス嬢とか(笑)、ほかにもやることはたくさんあったと思いますが、本当に仕事と掛け持ちでできることには限界があります。

 

 思ったのは、こんなことでも本当にしんどい仕事だということ。朝の30分街頭に立とうと思ったら、気持ち的に、そして移動時間として前後の1時間は時間を取られるし、体力のない人(私)は疲れが残るし、仕事脳への切り替えもうまくいかなかったり。連日やれば、疲れもたまる。

 

 多くの人が交代でしないと、仕事や生活と両立するのは難しい、と思いつつも、参加する人は多くなく(街頭での呼びかけは1か所で5〜15人程度)、しかもかなり同じ人が連日立っています。やはり以前から政党や組合などで活動を続けている中高年の方々が、安定した気力と継続力を見せていました。

 

 やってよかったのは、やはり直接人からの反応をもらえることでした。最後はイオンモール岡山付近で呼びかけをしましたが、ここでは私たちのプラカードを見て「あ、投票日もう今週?」とか「私17歳だから〜」とか、通り過ぎながらそういう世間話をしてくれているのが聞こえてきます。

 

 そうやって通行人の反応に一喜一憂しながら、選挙運動って、意外に孤独なんだなと思いました。無関心を装った多くの人たちにアプローチしていくんだけど、自分たちが浮いた存在にならないように、一生懸命相手に歩み寄っていく(物理的にじゃなくて気持ち的に)。まず私の主張より、通勤する人たちのしんどさや、幼児を連れて雑踏を歩く親たちのしんどさに寄り添っていくことが大切なんだとも思いました。

 

 当の政治家は、私たちよりもさらに連日声を出し、長短さまざまな講演を1日に何度もこなして、握手しにいき、運動員の労をねぎらい、本当に頭が下がります。どの政治家も、すばらしいと思います。私は、政治家に頼りすぎていたのかもしれないと思いました。

 

 結果は分かりませんが、私はできることをやったという気持ちです。もし投票に行っていない人がいたら、ぜひ行ってみてください。真面目な政治家の人たちはみな、みなさんが投票に行くことを願っていると思います。

 


実習生と時給の話

東京の入国管理局へ問い合わせをして、本日、返事を電話でいただきました。

 

私「技能実習生の給与は、月給【毎月一定額を決めて支払う】じゃなくて時給【時給ベースで毎月集計して支払う】でもいいんですか」

 

入管「入管法上は問題ありません。ただ、ほかの(日本人)従業員との待遇の違いがある場合は、(不正行為の可能性について)確認が必要ですね」

 

私「例えば祝日の多い月は給料が減ったりしても、いいんですか」

 

入管「祝日の少ない月もあるでしょうから、年間通じて一定の水準(最低時給、労働時間、社会保険などのことかな)があれば(各月の増減は)問題ないということです」

 

私「会社の事情で労働日が減ったりしたら」

 

入管「ええ…」(何となく会話終了)

 

… … …

 

もっと突っ込んで聞けばよかったでしょうか。とりあえず、現状の入管の見解を確認しておきました。


これなら分かる自民憲法案

憲法の話は、本当に難しい。今回の選挙の争点だけど、ぱっと一目で分からないのがつらいところ。

 

今の憲法と自民党憲法案って、何が違うの? と思ったとき、私自身もぱっと一目で問題点を説明しにくかったんですが、すごく分かりやすい比較サイトがつくられていました。

 

「Wordの履歴機能で、自民党が変えた憲法を見てみる」

WEB版

http://editorium.jp/kenpo/const.html

PDF版

https://dl.dropboxusercontent.com/u/36156246/kenpo_jimin-souan.pdf

 

現憲法を、どういう意図で変えようとしているのか、何を削り、何を加えようとしているのか、が目に見えてすっきり。憲法草案が自らその正体を語ってくれるという、粋なアイデアです。

 

合わせて、「自民憲法下の日本」をシミュレーションした小説(ホント短い)も読むと、面白いです。

http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/13404

 

 


【法人設立】外国政府の署名証明もOKに(法務省)

商業登記の申請書に添付する外国人の署名証明書について

平成28年7月1日
法務省民事局商事課
 平成28年6月28日以降,商業登記の申請書に添付する外国人の署名証明書については,当該外国人が居住する国等に所在する当該外国人の本国官憲が作成したものでも差し支えないこととされましたので,お知らせいたします。
法務省ホームページの原文

【イベント】留学生のみなさん「うらじゃ」に参加しませんか(岡山)

岡山に住んでいる留学生のみなさんへ

Dear international students in Okayama:

 

うらじゃまつり (8月6日(土)、7日(日))の踊り連「地球人」に参加しませんか?

Join a dance group”Chikyu-jin” for Urajya festival (8/6 - 8/7) !

 

参加費1000円(衣装・登録費・保険・メイク費用含む)

Fee 1000yen including costume, register fee, insurance fee and face painting fee  

 

問い合わせ:090-4145−9999(木村)

contact: 090-4145-9999 (Kimura)

      shinto@lion.ocn.ne.jp

 

練習日:7月3日、8日、14日、22日、24日、31日、8月5日

lesson day:7/3,7/8,7/14, 7/22, 7/24, 7/31, 8/5

 

練習場所は岡山市北区

lesson will be held in Kita-ku, Okayama-shi

 

「うらじゃとは、市民参加型の岡山の代表的な祭りです。

Urajya is one of the most popular festivals in Okayama and every citizen can join it as a dance member.

 

岡山市内に滞在する留学生に今よりもっと岡山を理解して、さらに好きになってもらうために、多くの留学生の踊り子を募集しています。

We seek dance members from international student because we want them to understand and love Okayama deeper.

 

たくさんの仲間と一緒に楽しみましょう」

Have a fun time with many other members!

 

 


【日本人の国際結婚】二重国籍を認めない国への出生届

【この件について、在ロシア日本大使館のサイトで注意が出ていました】(2016.6.28現在)

(注)日本国内で出生した日本人とロシア人父母間の子は,日本の国籍法に基づき日本国籍を自動的に取得(1985年より以前は,父が日本人の場合のみ日本国籍を取得)しますが,ロシア国籍は自動的には取得しておらず,別途,在日本ロシア大使館または総領事館に赴き法定代理人等の申請により取得することになります。仮に当該人(未成年の場合は法定代理人)がこの手続によりロシア国籍を取得した場合は,国籍法第11条第1項「自己の志望による外国籍の取得」に該当し,その取得状況によっては日本国籍が喪失している場合があります。つきましては,日本で出生し,かつ,ロシア国籍を有している方からの旅券申請は,当館において日本国籍の有無を確認させていただくことになりますので,当該人のロシア旅券(父または母の旅券に併記されている場合もあります),ロシア国籍取得証明書,在日本ロシア大使館または総領事館での国籍取得申請書写し等の書類を可能な限り持参願います。

http://www.ru.emb-japan.go.jp/japan/JVISANDTOURIZM/passport.html

 

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男児2人の日本国籍は認めず
母の出身国に届け出で喪失

(共同通信)2016/6/24 19:55


日本人の父とロシア人の母の間に生まれ、日本の自治体に出生届が提出された後、ロシア大使館にも国籍取得の手続きが取られた男児2人が、日本国籍を持っているかどうかが争われた訴訟の判決で、東京地裁は24日、日本国籍を認めず、両親側の請求を棄却した。

 

日本の国籍法は「志望により外国籍を取得したときは日本国籍を失う」と規定しており、志望の有無が争点だった。

 

両親側は「生まれながらの二重国籍だと思っており、新たにロシア国籍を取得する意図はなかった」と主張したが、谷口豊裁判長は「状況からロシア国籍を取得する手続きだと両親が認識していたとみるのが相当」と判断した。

 

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日本人と外国人の夫婦から生まれた子は、日本への出生届のとき「日本国籍の留保届」をすることで、日本国籍を持ちながら22歳までは二重国籍(つまり父の国籍と母の国籍を同時に持つこと)が許されます。でも、もう一方の親の国が二重国籍を許していない場合は、どうなるのでしょうか。

 

もし二重国籍を認めない国(ここではロシア)と、日本と、両方に出生届を出したら、その子の国籍はどうなるのかというのが、この裁判の問題だったようです。

 

結論は、先に日本の役所へ出生届を出して(日本国籍に入る)、次に在日ロシア公館へ出生届を出した(ロシア国籍に入る)ので、「日本国籍者が、自分の意志で他国の国籍を選んだ場合」にあたり、日本国籍を喪失する、という結論になりました。

 

親は、二重国籍が許されると思って、日本の役所と駐日ロシア公館の順に出生届を出したと主張しています。詳細が分からないので何とも言えないのですが、親が行ったこととしては

 

1 日本の役所に出生届を出すとき「日本国籍を留保する」旨の一文を書かなかった。(つまり国籍留保届をしなかった)

2 ロシアでは二重国籍が許されていない、つまりロシア国籍者として出生届を出せば、日本の国籍を取得できないのに、ロシアの公館に出生届を出した。

 

 の2つの可能性が考えられます。少なくとも2の事実はありました。1については、記事は言及していません。

 

 親は「二重国籍が取れると思っていた」と言っているので、1の手続きはしたのでしょう。市役所も、ロシアの法律までは知らなかったので、すんなり受理したと思います。

 

 でも2については、裁判所は「親は2の状態になることを知っていたのに、あえてロシア側に出生届を出した」と認定しています。

 

 親の国籍がどちらも二重国籍を認めている国であれば、この親のやり方で間違いなかったんですけど…。

 

 子供の将来を決める問題なので、気を付けないといけないですね。

 


岡山の野党共闘ってなんですか〜野党共闘演説(6/16)

 

  こんにちは、野党統一候補を応援する会「おかやまいっぽん」の幽霊部員です(笑)。
 

 7月10日の参院選では、32の1人区(定数1の選挙区)のすべてで、野党4党(民進、共産、社民、生活の党)の統一候補が立てられることになったそうです。野党が共闘する選挙活動を間近で見られるのは、この1人区だけなんですね。



 本日6月16日には、岡山選挙区の野党統一候補者となる黒石健太郎さん(民進)を応援するため、JR岡山駅西口に共産党の志位委員長ら3党の人々が来て、街頭演説を行いました。

 あまりにも周辺の右翼の声が賑やかだったので見に行ってみたら、右翼の街宣車は見えないところで押しとどめられていて、駅周辺は支持者の傘の花がガクアジサイのように咲いていました。中心にいたのは、野党の人々が乗る街頭宣伝車です。
 

 いいお話だったので、街頭宣伝の発言要旨をまとめてみました。文字起こしをしていて思うのは、志位さんの話はあまり省くところがないな、ということ。同じ内容を繰り返さない、時候の挨拶とか意味のない前置きがあまりない、誹謗中傷なども少ない、とても文字起こししやすい話でした。志位さんの次の方々の話は、時間がない関係もあって、少し短めでした。
 

IWJも録画をしています。私の書いた発言要旨は内容を端折っているので、全部を聞きたい方はこちらをどうぞ。
http://www.ustream.tv/recorded/88381454


 

■ 共産党 志位和夫委員長
 

 今日は、岡山では定数1を争う参議院選で、野党の統一候補である黒石健太郎さんの応援に来た。
 

 黒石さんは民進党公認の候補者。私は長い間議員をしているが、国政選挙で他党の議員を応援するのは今回が初めて。共産党は長年にわたって独自路線でやってきたが、今度ばかりはこれまでの方針を変えていかなければいけないと考えた。なぜなら、安倍首相がやっていることがあまりにも危険だからだ。
 

 あの安保法制の通し方は、憲法を壊し立憲主義を壊す、ひどいやり方だ。これを放置すれば日本は無法国家になる。だから安倍政権はどうしても倒さなければならない。倒そうと思ったら選挙で勝たなければならない。選挙で勝とうと思ったら、野党がばらばらでは勝てない。市民とともにひとつにまとまらなければならない。
 

 全国32の1人区すべてで野党の統一候補を実現できたが、相手は自民党だから、勝つのは容易ではない。野党と市民が力を合わせ、1+1が2ではなくて、3にも4にもなる戦いをやりぬいて、32全部の選挙区で勝とうではないか。
 

 県民のみなさんには、4野党の共通の政策として確認した4つのことを、黒石健太郎さんに託していただきたい。
 

1)安保法制の廃止

 ひとつは憲法違反の安保法制の廃止。そして日本に民主主義と立憲主義と平和主義を取り戻すこと。集団的自衛権という言葉には自衛という言葉が入っているが、実際は日本の自衛とは関係ない。日本が攻撃を受けていなくても、同盟国が攻撃を受ければ参戦するということだ。

 自民党は、アメリカが攻撃されたとき日本は放っておけないというが、アメリカに戦争を仕掛けた最後の国は、75年前の日本ではないか。それ以降のアメリカの戦争は、ベトナム、イラクなど多くがアメリカによる侵略戦争だったのではないか。こういう無法な戦争に日本の若者を駆り立てるということにほかならない。日本を再び、殺し殺される国にしてはならない。安保法制は廃止するしかない。
 

2)アベノミクス中止と国民生活重視の経済政策

 ふたつめはアベノミクスをやめて国民の生活を良くして経済を立て直すことを黒石健太郎さんに託してほしい。トリクルダウンということで、まず大企業を儲けさせれば、やがてその儲けが家計に回ってくると言われてきたが、3年半たってみなさんのところに回ってきただろうか。
 

 安倍さんは「うまくいってる」といろんな数字を挙げて自慢しているが、絶対に挙げない数字がふたつある。ひとつは労働者の実質賃金。5年連続でマイナスで、5%も目減りしている。もうひとつは日本経済の6割を占めている個人消費。2014年度、2015年度で2年連続マイナスで、これは戦後はじめてのことだ。アベノミクスが失敗したことは明らか。

 追い詰められた安倍さんは消費税引き上げを2年半先送りにするといった。自分で失敗を認めたようなものだ。でも絶対認めず、今後もアベノミクスのエンジンをどんどんふかすという。欠陥車のエンジンをふかしても、車が炎上して日本経済は文字通り火の車になるのではないか。
 

 野党は対案がないといわれるが、野党4党は共通政策を議論してきている。安保法制以外にも、暮らしの問題、アベノミクスによる格差と貧困の是正が共通課題となっている。具体的には、介護士、保育士の給与引き上げ、ひとり親世帯の児童扶養手当を増額し子供の貧困をなくす、長時間労働を是正し最低賃金を大幅に引き上げる、返済不要の給付制奨学金を創設する、これが共通政策として確認されている。私たちには、国民の暮らしを良くして経済を回復させるというアベノミクスとは違う対案がある。この願いを黒石さんに託してほしい。
 

3)TPP合意反対と農業保護

 第三にTPP合意の問題がある。この合意・協定の内容に反対して、岡山の農業、日本の農業を守っていこうという願いを黒石さんに託してほしい。国会審議では国民に十分な情報を提供すると書いてあるのに、国会に出てきたのは黒塗りの文書だった。あんな秘密主義で重要な協定を強行するのは許されない。米、麦、牛豚肉、乳製品、砂糖といった聖域は守り、この分野は関税撤廃しないと言っていたのに、協定では3割の品目で完全撤廃、残る7割も関税率を引き下げて、無傷な品目はひとつもないと、政府は認めた。こんな協定書にサインして聖域を守ったとよく言えるものだ。こんなTPP合意を許さないという願いを黒石さんに託してほしい。
 

4)安倍政権下での憲法改悪阻止

 第四は、安倍政権の下での憲法改悪を許さないということ。憲法についてはいろいろな考え方があるが、安倍さんのようにでたらめな憲法解釈で立憲主義を壊してしまう、こんな内閣の下での憲法改悪は絶対に許さないということで、4党一致しているということをみなさんにご報告したい。
 

 安倍さんは選挙に入ってから憲法の話を言わなくなった。憲法のケの字も言わないで選挙をやりすごそうとしている。しかし今までも、選挙の時は何も言わず、選挙が終わると憲法破壊をやってきた。自民党は国会では、憲法改正の草案を決めていると言っている。自民党改憲案は、憲法9条2項を全面削除して、国防軍の保持を書き込み、海外での武力行使を無制限にできるようにしようとしている。緊急事態条項をつくり、戦争や災害の際に総理大臣に権力を集中し、国民のみなさんの基本的人権を停止する恐ろしい条項も入っている。もう憲法が憲法でなくなる中身なのだ。憲法で権力を縛るのではなく、憲法で国民のみなさんを縛り付けようとするのが、安倍改憲だから、NOの審判を野党の勝利によって行おう。
 

 今回の選挙では、自民、公明、補完政党である大阪維新を少数に追い込むのが目標。これができれば、安倍内閣は総辞職となり、退陣する。みんなで力を合わせて新しい政治をつくろうではないか。
 

■ 民進党 黒石健太郎候補予定者
 

 現政権は、政権批判されるとメディアに圧力をかけて、キャスターが降板するようなことが起こっているが、こんなことが許されていいのだろうか。私は民主主義と立憲主義を守るために闘う。
 

 私の家は表町商店街で古くから商売をしていたが、曾祖父の立ち上げた店も、戦争で多くのものを失った。このような戦争を繰り返してはいけない。与党は選挙の前には経済政策を掲げて闘っていても、選挙後には立憲主義を壊すようなことをし、批判すれば報道規制をする。今度の選挙は、こうした民主主義と立憲主義を守るための分岐点となる。
 

■ 社民党 吉川元衆議院議員
 

 1人区すべてで統一候補を立てたことに対し、安倍政権は焦って下劣な野党批判をして「民進を応援すれば共産党がついてくる」と言ったが、実際には共産だけではない、社民もついてくるのだ。そしてSEALDsも、ママの会も、多くの市民もついてくるのだ。社民党も全力を挙げて協力すると誓う。
 

 安倍政権の閣議決定では、先輩の中曽根氏すら憲法違反だからできないといっていた(集団的自衛権を合憲とする)閣議決定をした。辺野古の問題では、国民が使うべき行政不服審査という手続きを国が一市民を装って行い、審査するのも国が行った。秋の臨時国会についてはいつまでに開催するかを定めた規定はないという理由で(開催を)飛ばしてしまった。安倍さんは外国に行くと「法治国家」とよくいうが、国内では法治国家とは言えないことをしている。
 

 安倍政権は、今回の選挙で3分の2の議席を取れれば絶対に改憲する。これは過去2回の経験から明らかだ。1人区すべてで勝利して、安倍政治を退陣に追い込もう。


ヘイトスピーチ解消に関する決議(H28.5.26参院法務委員会)

 本日(平成28年5月26日)参議院法務委員会で有田芳生議員から提出され、決議された「ヘイトスピーチ解消に関する決議」の全文です。有田議員の挙げていた写真データから、文字起こししました。

 不完全と言われるヘイトスピーチ解消法を少しでも補い、法の実行力を高められるようにと、最後の最後まで粘り強く取り組む議員の方々には、頭が下がります。

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ヘイトスピーチの解消に関する決議(案)

「ヘイトスピーチ、許さない。」

 ヘイトスピーチ解消の啓発活動のために法務省が作成したポスターは、力強くそう宣言する。

 従来、特定の民族や国籍など本人の意思では変更困難な属性を根拠に、その者たちを地域社会ひいては日本社会から排除しようという言動であるヘイトスピーチについて、それが不特定多数に向けられたものの場合、法律の立場は明確ではなかった。

 しかし、個人の尊厳を著しく害し地域社会の分断を図るかかる言論は、決して許されるものではない。このため、本委員会において、ヘイトスピーチによって被害を受けている方々の集住地区の視察などをも踏まえて真摯な議論を重ねた結果、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律、いわゆる「ヘイトスピーチ解消法」が5月12日に本委員会で全会一致、13日の本会議において賛成多数で可決され、24日の衆議院本会議において可決・成立した。同法は、国連の自由権規約委員会、人種差別撤廃委員会などからの要請をも踏まえたものである。

 法務省は、我が国経済社会に活力をもたらす外国人を積極的に受け入れていくことや受け入れた外国人との共生社会の実現に貢献していくことなどの基本方針を定めた。平成32年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた共生社会の実現のため、ヘイトスピーチの解消に向けて取り組むことは、党派を超えた喫緊の重要課題である。

 今般成立したヘイトスピーチ解消法は、ヘイトスピーチの解消に向けた大きな第一歩ではあるが、終着点ではない。引き続き、法務省の「外国人の人権状況に関する調査」を始めとする実態調査や国会における議論等を通じて立法事実を明らかにしていくことが、私たちに課せられた使命である。

 全国で今も続くヘイトスピーチは、いわゆる在日コリアンだけでなく、難民申請者、オーバーステイ、アイヌ民族に対するものなど多岐にわたっている。私たちは、あらゆる人間の尊厳が踏みにじられることを決して許すことはできない。

 よって、私たちは、ヘイトスピーチ解消及び被害者の真の救済に向け、差別のない社会を目指して不断の努力を積み重ねていくことを、ここに宣言する。

  右決議する。




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