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【参院選】岡山の野党統一候補って何ですか?

 選挙中盤。あまり選挙運動していなくてもヘトヘトな感じになってきましたが(笑)、仕事の合間に期日前投票に行ってきました。

 

 ちょうど実家の前を通ったので、母も誘って一緒に投票所へ。体力のない人、時間のない人、関心のない人などいる中で、投票に行く労力はすごく、すごーく大きなものです。21世紀なのに、投票だけはなぜこんなに原始的な労力を使うのか、と思います。

 

 比例区は、候補者の名前でも政党の名前でも書いていいので「住寄聡美」と書きました。「すみよりさとみ」さん。岡山選挙区から出馬予定だった共産党の候補者です。

 

詳しくは山陽新聞の記事でどうぞ。
「住寄聡美氏の擁立取り下げを発表 共産党県委、野党候補一本化で」
 https://www.sanyonews.jp/article/903796

 

   □   ■

 

そもそも、私が関わっている市民団体「おかやまいっぽん」http://okayama1pon.net/とは、岡山の選挙区(1人区)で野党が複数の候補者を立てると野党票が割れて勝てない、という状況を変えるため、野党の候補者を一本化するために2016年に立ち上がりました。

 

 それ以来、こんな感じで歩んできました。

 

【2017年衆議院選挙・岡山1区】
野党統一候補の高井たかし氏(立憲)を擁立。共産党は余江雪央氏の擁立を取下げ。
(結果: 自民・逢沢氏8.7万票、立憲・高井氏5.6万票)

 

【2016年参議院選挙・岡山選挙区】
野党統一候補の黒石健太郎氏(立憲)を擁立。共産党は植本完治氏の擁立を取下げ。
 (結果: 自民・小野田氏43万票、立憲・黒石氏32万票)

 

 このパターン、見てわかるでしょうか。立憲は自分の候補者を野党統一候補とし続け、共産党は候補者はずーっと取り下げ続けています。

 

 共産党幹部の方に言わせると「見返りは民主主義」だそうです。現場の党員には、かなり精神的な忍耐力を試される決断だと思いますが、確かに他党や市民が共産党を知り、身近に感じるようになったという点は大きいな、と思います。

 

 私もいっぽんの活動を通じて初めて「しんぶん赤旗(日曜版)」を読むようになり、共産党支援者の方々の「野党共闘の礎(いしずえ)」としての役割を見てきました。

 

 だからこそ比例区は、感謝と敬意をこめて「住寄聡美」さんと書いています。私は「彼女が選挙区の統一候補でも良かった」と内心は思っています。

 

   □   ■

 

「自分は保守派だけど、安倍政治だけは終わらせたい」。

 例えばそんな人が選挙区で選択しやすいように、政策協定を交わした4党と「いっぽん」で擁立した人が、原田ケンスケさんです。

 

さて、今週の予定を貼っておきます。みなさんも、ぜひ日本のこれからのために投票に行きましょう。あと1週間あります!

 


 


選挙という陣痛、岡山という産土(うぶすな)

 たまたま仕事帰りに野党統一候補・原田ケンスケさん(33歳)の演説会場を通りかかったので、拝見しました。

 

 原田さんは連日の選挙活動で、のどを痛めているようでした。そして全国応援で駆け付けた立憲民主の枝野幸男代表は(腰が痛いのか)しきりに腰に手を当てながら、まさに両者とも満身創痍(まんしんそうい)の演説を繰り広げており、周囲にはかなりの支援者や一般人が、人だかりを作っていました。

 

 私も満身創痍の仕事帰りだったので、最前列まで行って、枝野代表の真ん前で(!)体操座りして(!)聞きました。47歳自営業は強いです(笑)。

 

   □   ■

 

 

 政治家の演説は不思議な力があって、心に響く演説というのはすごいエネルギーを発しているように思います。この日、原田さんの演説は、以前聞いた時にはない、火炎放射のようなエネルギーが口から放射されているような、そんな勢いがありました。

 

 原田さんの、そして立憲民主党の中には「時代の変化に対応して政治を根本から立て直さなければいけない。惰性(だせい)で進んでいたら多くの人が取り残され犠牲になる」という思いがあります。今回は参議院議員選挙なので任期は6年。長期的な視野で未来型の政策に変えていくには、原田さんは参議院で当選するべきなのだと、応援弁士の方が話していました。

 

   □   ■

 

 一般人の中には、自分のたった1票の力を信じることができず絶望している人も多いと思います。でも、候補者だってたった1人しかいないということが、のどを枯らしてしまった原田さんを見ると分かります。

 

 1人で1票どころか40万〜50万票(岡山選挙区)を集めなければいけない、それがどんなに絶望的なスタートであったかは、想像を絶するものがあります。それでも、時間をかけて共感してもらえる人とつながり、だんだんと形が見えてきている。そんな段階であるような気がします。

 

 1人では政治家になれない。候補者が、壇上で声を限りに訴えている。それは選挙という子産みの陣痛の中で、生まれたいと叫ぶ子供の声のようにも思えました。

 

 では、「母」は誰なんだろう。選挙スタッフの人?政党の人?ここで聞いている聴衆?

 

 きっと有権者が「母」にならなければ、この子は生まれないんだろうと思います。じゃあ1票を持つ人は、「母親の細胞ひとつ分」かな〜とか、いろいろ考えながら聞いていました。

 

 母体が大きく健康なら、子は安心して生まれてくることができる。岡山という産土(うぶすな)から、この子は産まれるのだろうか。生み出すことができるのだろうか。そんなことを思いながら、体操座りで聞いていました。
 


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