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国会中継見てみました(集団的自衛権関連)

国会審議を見ていると、政治というのは言葉遊びだなと思います。

いや、言質を取られたくない政府側が、まともな会話を「言葉遊び」に変えて逃げようとしているというか。

そういう政府を忍耐強く言葉で追いつめていくのが政治家です。今日の衆議院・平和安全特別委員会の中継を見ていて、議員の人は私たちのために戦ってくれているんだと勇気づけられる思いでした。

そのときの審議に関するニュースです。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000051365.html

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今、国会で一番の注目を集めているのが「平和安全法制案」です。

武力行使としては自国を攻撃されたときの反撃しか認めなかった日本ですが、政府は2014年7月、同盟国などが攻撃されたときにも「集団的自衛権の行使」として武力行使できる、と憲法解釈を変える閣議決定を行いました。それを実現するために提出されている複数の改正法案の総称です。

憲法9条は戦争放棄をうたっていますが、いろいろな理由で武力行使できるようにしたいと思う政府は「言葉遊び」を駆使しながら武力行使できる範囲の拡大を続けています。

そして今日の委員会中継でも、なし崩し的に武力行使の範囲を広げようとする政府と、歯止めをかけようとする政治家の激しい応酬が続きました。

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私が最近ショックだったのは、「たとえば集団的自衛権を行使して中東で自衛権行使の活動ができる例」について、政府が『中東から原油が届かなくなって、燃料が枯渇して北海道などで凍死者が続出した場合も、「我が国の存立が脅かされる事態」(存立危機事態)と認定され、自衛のための武力行使が可能となる』旨の発言をしたことです。

凍死者が出るのは確かに悲劇ですが、それで遥か彼方の中東で武力行使していい理由になるんだろうか。凍死者と武力行使の間の重大さが、あまりにも違いすぎる…。

今日はちょうど、「本当に『凍死』のような事態で自衛隊を中東に派遣できるんですか」という後藤祐一議員と政府の質疑応答が交わされていました。とても興味深かったです。時間は足りず、29日(金曜)午前9時から再び議論が行われます。

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何がどう動こうとしているいるのか、みなさんにも分かりやすく説明できないかなと思って、憲法9条と自衛権をめぐる状況について図を書いてみました。でも書いてみて、やっぱり分かりやすくするのは難しいなと思いました(笑)。

これはPDFです。
https://dl.dropboxusercontent.com/u/36156246/Article9.pdf

この図でいくと、右下の枠「集団的自衛権は認める」と閣議決定した2014年7月が、まさに今回の法改正の端緒となっています。真ん中の赤い吹き出しが、「燃料不足で凍死者が出るという事態でも中東へ武力行使に行けるのか」発言です(笑)。

左上の枠が本丸の憲法9条。戦力を持つことは認めない、とする一方で、「戦力未満のものとして、自衛力を持つことは認められる」という政府見解(左下の枠)により「自衛隊」が誕生。そしてその「自衛権の行使」の範囲内が、去年の閣議決定でぐっと広がったということです。

さらに大切なのは、海外での自衛権の行使は国外だけではなく、国内の私たちにも影響するということです。

自衛権の行使は「防衛出動」と呼ばれますが、防衛出動のときには自衛隊法92条により、「必要に応じ、公共の秩序を維持するため行動することができる」と規定されています。具体的には警察や海上保安部職員と同等の権限を持つことが許されます。私もここのところは詳しくありませんが、よく戦時中の話に出てくる「憲兵」ってこんな感じじゃないですか?

つまり、どんなに遠い国に自衛隊が派遣されても、国内は有事体制になるということです。

みなさん国会審議、見てみませんか? 平和安全特別委員会の審議は、29日(金曜)午前9時からです。

衆議院インターネット審議中継
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

☆参考サイト
「平和安全法制」の概要(内閣官房、内閣府、外務省、防衛省作成。法案について分かりやすく図示してます)
http://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/pdf/gaiyou-heiwaanzenhousei.pdf

ホルムズ海峡の状況
(この法改正の直接の契機となっている、中東海域の危険状態について。安倍総理はこの問題解決のためにこそ、この法改正が必要だと強調しています)
http://www.jpsn.org/essay/captain/283/

集団的自衛権(wikipedia)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E7%9A%84%E8%87%AA%E8%A1%9B%E6%A8%A9

防衛出動
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E8%A1%9B%E5%87%BA%E5%8B%95

日本国憲法9条

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC9%E6%9D%A1&oldid=55633457


 

カレー修行してきました

ご飯をつくりながら国際交流しよう!というグル―プに、私のお客さん(ネパール人)が先生として参加することになったので、私も一緒に習ってきました。

メニューは、ネパールのチキンカレーと野菜カレー(インドカレーとほぼ同じ味だそうです)の2種類でした。

本業がコックさんなので、とにかく仕事が早い!工程が多い!スパイスも多い!
参加者は「一緒に作る」というより、完全に「料理長と手下」という関係でした(笑)。
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スパイスは先生が用意してくれました。
パプリカ、ターメリック、とうがらし、クミン、コリアンダー、ガラムマサラ、ローリエ、オールミックス…。「ヒンディー語の名前しか分からない」という「カスリメティ」なる香辛料もありました。

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受講生は興味しんしんです。

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チキンカレーと野菜カレーは、途中までレシピは同じで、最後にチキンを入れるか野菜を入れる、という感じなのかな…、
と思っていた私は甘かったです。 二つのカレーは全く違うスタイルで作られます。記録する人も混乱しまくって大変そうでした(笑)。

チキンカレーは最初から液状の材料(ミキサーにかけた野菜とか)をたくさん入れて、ひたすら甘く濃厚に調味。野菜カレーは水をほとんど入れず調味料をルー状態になるまで煮詰め、途中で野菜をからめて最後に水でのばす、という感じでした。

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 その日はいいお天気だったので、外でランチタイムとなりました。

 カレーを食べながら、話題はやはりネパール地震から始まりました。ネパールでは大地震は約80年ぶりで、普段は誰も耐震には注意を払っていないとのこと。ネパールの家はレンガ造りが多く、さらに田舎の家や貧しい家はレンガを買うお金がないので、石と泥でつくるのだと、先生は教えてくれました。

 インド料理のコックさんのビザ申請をすることは多いのですが、実はカレーを作るのを最初から見るのは初めてでした。とにかく、その工程の多さに驚きました。そして手際の良さ。手が空けば、流しや器を洗ってキュッキュッと磨き、きれいに整える。プロの仕事は見ていて気持ちいいです。

 もう専門店のカレー1000円超でも文句言いません!でもスープだけじゃなくて野菜とかちゃんと入れてください(笑)!

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