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おかやまいっぽん日記(6)

選挙運動のボランティアというのは、「する人」と「しない人」で選挙への興味が全然違うなー、と思います。周りのボランティアの人を見てもそう思うし、多分私もそうだと思います。

 

選挙は政治権力を争うもの、というイメージがあるので、特殊な目的を持った政党や政治家が自分たちの安定のためにするんだろう、と思う人も多いし、だからこそ「そんな活動に加担しても自分の時間が奪われるだけ」と思っている人もいるのではないかな、と思います。

 

保守王国・岡山の自民党の人たちは普段は熱心に地域のお世話をして「あなたたちの問題は私たちに任せておけば(あなたたちは受け身でも)大丈夫」と約束することで、社会の安定性を維持してきたのだと思います。そうして多くの有権者は「眠れる虎」となってしまいました。自分たちは自民党員よりも圧倒的に多くの票を持っているのに、自分の1票の無力さに絶望しています。

 

 

一方……。野党共闘の中心的役割である共産党の人たちの活動に触れると、あの人たちの前向きで明るく力強いオーラは何なのだろう、と思うのです。この人たちは、明らかに少数派なのに、明らかに自分の1票に絶望していない。

 

権力を争う人たちのはざまで、口先ではきれいごとを言いながらも置いてきぼりにされてしまいがちな障害者、子供、女性、外国人、公害病患者、被爆者などの少数者の人たち。共産党の人たちはこういう「本当に絶望している人たち」と手をつなぎ、社会で声を上げ続けることで希望を生み出しているから、絶望しないのではないかと思います。きっと選挙に勝つことは「手段のひとつ」ではあるけれど、目的ではないからこそ、絶望しないのだろうな。

 

 

「おかやまいっぽん」は選挙であからさまに勝ちに行くための市民運動ですが(笑)、実は勝つことよりも、1票しか持たない人たちの絶望を希望に変えられる効果の方が大きいのではないか、と思っています。選挙運動のお手伝いをしていると、自分1人の限界も具体的に分かるけれど(笑)、それ以上に「案外数人集まるだけで希望が生まれる」ということに気が付きました。

 

民主主義社会は多数派の人が力を持つ社会ではなく、結果的にすべての人が安心して生きていけるよう調整していく(そのために少数者の声を聞かなければいけない)社会です。多数派に入らなければ社会を変えられない、という思い込みから自由になることが、絶望を希望に変える第一歩なのだろうと思います。

 

 

ということで、その共産党のトップ、志位委員長が19日(木)午後2時20分に岡山駅西口へ来ます。選挙中はいろいろな政治家の演説を聞けますが、本当に生の演説のエネルギーはすごいです。名演説は心に響きます。昼間なので仕事を抜けられないのが残念ですが、岡山1区の野党統一候補・高井さんへの力強いエールを送ることでしょう(高井さんも来られます)。行ける方はぜひ!