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野党共闘って効果あったんですか?(岡山編)

 

 岡山では、野党共闘を応援する市民団体「おかやまいっぽん」が、民進党の公認候補を野党統一候補として応援していました。結果は、次のようなものでした。

 

自民党公認候補 小野田紀美さん 得票数437,347票 得票率55.56%
 民進党公認候補 黒石健太郎さん 得票数329,501票 得票率41.86%
投票率 50.86% (前回48.88%、前々回56.97%)

 

この結果について、おかやまいっぽんは次のように分析しています。

 

「比例区(岡山選挙区)においては民進党の得票数が15万票ですから、選挙区において33万票を得られたという結果は「野党共闘」の効果が一定数あったと言えます。しかし、相手候補とは10万票もの差があり、「野党共闘」の効果は一定程度しかなかったとも言えます。
 特に投票率の低さに関しては、わたしたちが今後取り組まなければならない大きな課題として捉えています」

https://www.facebook.com/okayama1pon/

 

 これに加えて、私はいくつか野党共闘を支援した効果を感じました。

 

1) 地方の野党同士の協力関係ができた

 

 これ、ありそうでなかったんだそうです。今回だって、実は一筋縄ではなかったそうです。ある党の人は野党共闘ができた理由を「市民団体が接着剤の役割を果たしたから」と評価していました。「○○党とは昔からのわだかまりがあったが、今回は一緒にできてよかった」と、昔の関係を修復するきっかけになったようでした。政党ではなく「無所属の市民」だったからこそ、これができたんだなと思います。

 

 選挙は1度限りのものではありません。継続してこそ大きな目的を果たせるのだとすれば、今回はいい「基盤づくり」ができたのではないかと思います。

 

2) 自民党の中に、安倍派への対抗勢力が育つ機運ができた

 
 これは個人的な感想です。予想していなかったので、面白いなと思いました。選挙後、「大勝」とは言わなかった谷垣さんの微妙な言動が、今の自民党の緊張感を表しているようでした。

 

 よく考えれば、自民党が長期にわたって政権を取れたのは、常に党内で右から左までバランスが拮抗した状態を保ち、リベラルも保守もある程度取り込んでこられたから、という事実があります。そうやって幅広い信頼を得てきた「貯金」を、結構大きく取り崩しながら延命しているのが安倍政権ではないかと私は思っています。


 今回の野党共闘の大きな動きを見て、自民党の中でも、安倍路線と距離を置いてバランスを取ろうとする人たちが、何か大きく背中を押された感じがしたのかもしれません。市民は、意外に政党や政治家を見えないところでも支えているんだなと思いました。

 

3) 政治への不満が解消できた


 私が動いて分かったのは「座って不満や不安を言い続けるより、動いた方が気持ちが楽になる」ということでした。勝つか負けるかという結果よりも、自分の気持ちを社会に向けて行動で表現してみた、という達成感が心地よかった。これ以上私にできることはない、という気持ちになると、不満もあまり出てこなくなりました。

 

4) 政治に対して謙虚になった

 

 動かない、動けない人ほど、不満や文句が多くなる。それは相手に依存し、自分は動かないのに相手が何かしてくれることを過剰に期待しているからだと思います。そういう自分の有権者としての「依存した部分」が少しなくなり、私の代わりに政治を行ってくれる人たちに対して素直に尊敬し、感謝する気持ちが出てきました。

 

以上、いろいろいい効果があったと思います。私も仕事との両立が課題として残りました。無理しないで、できるときだけでいいから、息の長い活動として政治に関心を持ち続けていきたいです。