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声に出して読む「岡山県ヘイト対策意見書」

まあ声に出さなくてもいいですけど(笑)。

岡山県議会は昨年12月、ヘイトスピーチへの対策を進めるよう国へ求める意見書を出しています。これは県民の請願を受けて実現したもので、県民の声とも言えます。

法務省からヘイトスピーチ中止勧告を受けている桜井(本名高田)誠氏も参加する17日の岡山デモ。その前に、県民の思いをゆっくり読んでみるのも、悪くないかもしれません。以下、全文を紹介します。

岡山県のHPでも原文をみられます。
http://www.pref.okayama.jp/site/gikai/454360.html

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ヘイトスピーチに対する取り組みの充実強化を求める意見書

 近年、一部の国や民族あるいは特定の国籍の外国人を排斥する差別的言動(ヘイトスピーチ)が、社会的関心を集めている。

 昨年7月、国連自由権規約委員会は、「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約(人種差別撤廃条約)」上の人権または社会上の差別に該当する差別的言動の広がりに懸念を示し、締約国である我が国に対し、このような差別的言動に対処する措置をとるべきとの勧告を行った。

 さらに、翌8月には、国連人種差別撤廃委員会も、わが国に対し、法による規制を行うなどのヘイトスピーチへの適切な対処に取り組むことを強く求める勧告を行っている。

 また、同年12月、最高裁判所は、特定の民族・国籍の外国人に対する発言に関係する事件について違法性を認めた下級審判決を認める決定を下した。

 国際化がますます進展する中で、国際人権規約や人種差別撤廃条約で保障された外国人の人権を尊重するとともに、互いの文化的違いを認め合い、ともに生きていく多文化共生社会を実現していくことが求められている。

 国におかれては、表現の自由に十分配慮しつつも、ヘイトスピーチに対する取り組みを充実強化し、実効性のある対策を早急に講ずるよう要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成27年12月22日

 岡山県議会議長 小野 泰弘

 内閣総理大臣 あて
 法務大臣
 衆議院議長
 参議院議長