links

categories

archives

ユリヤバイオリンアカデミー



多文化ビジネスin岡山第6弾は、「ウクライナの太陽」と呼んでもいいほど陽気なユリヤ・ジュルベンコさんのバイオリン教室を紹介します。
 

ユリヤさんは、私と知り合った時にはまだ地域の楽器店やカルチャー教室で講師をしていました。ロシアとウクライナで習得した高い技術と、松岡修造も一目置きそうな熱意あふれる指導が大人気で、生徒(というかファン)はどんどん増えているところでした。
 

「教え子を日本や世界の舞台に立つところまで連れていきたい」と大きな夢を持ち、その通りに全国コンクールの本選まで行く子も出てきたところで、なんと施設を借りて、自分の教室も開いてしまいました。志に向かって真っすぐにビジネスを展開する姿は、私からみるとまぶしい限りです。私の小さな事務所はあっという間に追い越されてしまいました(笑)。
 

 そのユリヤさんが「生徒の人が協力してくれてステキなホームページができたので、ぜひ見てください!」と連絡をくれたので、見てみました。

http://www.yuliya-violin-academy.com/index.html
 

 おおー、さすが格調高い。いきなりバイオリンでアナ雪の曲が流れてくる〜。
 

 なんだかフィギュアスケートでよくみる、ロシアの名コーチのようだなと思いました。彼女のそばにいるだけで、エネルギーをもらえるんですよね。興味のある人は、ぜひ挑戦してみてください。熱血指導を受けるだけでも、かなり楽しいと思いますよ。
 

ユリヤ バイオリン アカデミー
岡山市東区城東台西 2-7-11

http://www.yuliya-violin-academy.com/access.html


居酒屋下津井港

 久しぶりに、多文化ビジネスin岡山の第5弾です。今日ご紹介するのは知る人ぞ知る、岡山市街地の旭川付近にある老舗(しにせ)の和風居酒屋「下津井港」です。老舗のオーナーは、なぜか陽気なバングラデシュ人のサロワさんという人です。和風居酒屋にバングラデシュ人のオーナー。このミスマッチがたまりません。



 この店の売りは、名前の通り「下津井港」(倉敷市)から届く新鮮な魚をさばいて出してくれること。もちろんサロワさんがさばいているんですよ!私より在日年数が短いのに、魚がさばけるなんて…(うらやましい)。




 午前1時〜3時まで店を開いていて、近隣の繁華街での仕事を終えた人たちも愛用しているそうです。なので、少々値段は良いですが、同業者も納得する魚介の味を提供しているのです。そしてもうひとつの名物は、はしご酒の人のための「〆のラーメン」(笑)。これはお手頃価格で楽しめます。



  ■   □

 もともとサロワさんはこのお店でアルバイトとして働いていました。そのとき前オーナーは大病にかかっていて、店をだれかに譲ろうと思っていました。そこで、真面目に2年ほど働いていたサロワさんにも声がかかったそうです。迷った末に一大決心をして店を譲り受けることにしたサロワさん。当時、仕事できる在留資格を持っていたのも幸運でした。



 それが2012年末から2013年初めのこと。なんとそのとき、偶然にもBS−TBSの有名な番組「吉田類の酒場放浪記」でも紹介され、県外からのお客も増え、追い風のスタートとなったのでした。

http://www.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/516.html



  □   ■

 30代のサロワさんは、同業者のお客さんたちからたくさんのアドバイスを受け、助けてもらっていると言います。同時に、いつ行っても満点の笑顔と高いテンションで迎えてくれるサロワさんの安定した居心地の良さが、疲れたお客さんの心をほぐしてくれているのだと思います。



居酒屋「下津井港」
住 所:岡山県岡山市北区京橋町6-20
TEL:086-224-2106
営 業:月〜木 午後6時〜午前1時
        :金・土 午後6時〜午前3時
定休日:日曜






 

造形作家・川埜龍三

 多文化ビジネスシリーズ第4弾はちょっと番外編で、私が応援している岡山のアーティストさん・川埜(かわの)龍三さんを紹介します。

ryuzokawano 川埜さんは笠岡市を拠点にして活動している造形作家です。倉敷市の常設ギャラリー「ラガルト」で初めて作品を見た時、その静かで繊細な外観と、なぜか内面からみなぎるようなパワーに私は圧倒されました。この人はきっと後世に受け継がれるような作品を作る人だと思います。で、死ぬまでにできるだけたくさん作品をつくってもらいたいのですが、例によって私には作品を買う力がないので(笑)、川埜さんの支援をしてくれる実業家や資本家のファンを増やそうと、日々勝手に宣伝活動をしています(笑)。

 大型の作品を作る川埜さんは、33歳という若さゆえに、収蔵&制作スペースが安く確保できる地方で制作活動を続けなければいけません。そのため、いくらいいものを作っても、なかなか東京近辺の人に作品を見てもらう機会がありません。

postcard ところが現在、生誕100年祭が行われている川崎市岡本太郎美術館において、川埜さんの大型作品「RAVEN」が展示されているのです(第14回岡本太郎現代芸術賞展、4月3日まで)。

 惜しむらくは、制作途中で入選してしまったため、展示品も未完成状態であること。それでも緻密な制作スタイルの一端を感じ取ることができます。未完成品でありながら応募数818点中の入選27点に選ばれたのですから、素晴らしいことだと思います。

 川埜さんを応援しているのは私だけではありません。倉敷市で常設ギャラリーの場所を提供しているのは地元のジーンズ会社さんです。また笠岡市立竹喬美術館は昨年、まだ経歴の浅い新人であるにもかかわらず美術館主催で川埜さんの特別展を催しています。多くの岡山の人が、川埜さんをもっと広い世界に送り出そうと応援しているのです。

 お時間があればぜひ、川崎市岡本太郎美術館へ遊びに行ってください。岡本太郎さんの生誕100周年記念展も、癒しとエネルギーに満ちたすばらしい展覧会でした。そしてもっと時間があったら、倉敷市の常設ギャラリーへもぜひ遊びに行ってみてください!

川埜龍三オフィシャルギャラリー&オフィス"ラガルト"
〒710-0055
岡山県倉敷市阿知3−22−25 倉敷ジーンス2F
営業日:土・日・月曜日 営業時間:11:00〜18:00
TEL:090−7776−6878
FAX:0865−69−0801
URL :http://www.ryuzo3.net/

川崎市岡本太郎美術館
 〒214-0032 川崎市多摩区枡形7-1-5
TEL 044-900-9898 FAX 044-900-9966
http://www.taromuseum.jp/


サボロザ(ブラジル料理)

【追記2014.10】サボロザさんは倉敷に移転しました!
http://ameblo.jp/saborosa/page-1.html#main


 すっかり忘れていた多文化ビジネスシリーズ第3弾(笑)は、岡山市街から東山を越え、百間川の手前にあるブラジル料理店です。

サボロザ Saborosa
http://saborosa-web.com/index.html
岡山市中区海吉(みよし)1441−1 2F
TEL 086−276−5500(大勢で行くときにはTELした方がよいです)
ランチ 11:00-15:00
定休日:月曜



 ここの料理はとても日本人好みのマイルドな味。今まで「ブラジル料理はちょっと…」と思っていた人も、この料理ならば好きになる人も多いはず。
 
 お昼はバイキングで、大皿に載せた料理の重さで値段が決まります。女性が少し大目に盛って、1200円程度。マダムのランチですね。駐車場もたっぷりあります。

 料理をしているマーレーさんは、かわいい赤ちゃんをあやしていましたよ!

メネクシェ(menecshe)

 「多文化ビジネスin岡山」の第2回は、JR岡山駅西口側にある奉還町商店街のトルコアクセサリー店「メネクシェ(menecshe)」です。お店のサイトはこちら

店長 私はひそかに奉還町商店街の応援団なのですが、このお店にもぶらりと入って、店長のタン・ザフェルさんとお友達になりました。ザフェルさんはトルコ人です。

ネックレス青
ネックレス赤
 この店の魅力は何といっても、ガラスアクセサリーの洗練された色とデザインです。ベネチアンガラス、ムラノガラスといったイタリアガラスを使い、天然石かと思うような深い色をつけています。上の写真のネックレスは店頭で見せてもらいましたが、赤い石はてっきりサンゴかと思っていました。

ペンダント トルコなので、もちろんトルコ石のペンダントなどもあります。石が盛り上がっているのが見えるでしょうか。これは石をケチっていない(つまりペチャンコの薄い石を入れているのではない)ということです。 

 ここの商品は、美術館の展示品のような気品にあふれています。明らかにいいものを選んで置いています。お値段もいいので、私はまだ1回しか買ったことがありません。

 こんな店が奉還町のような庶民の街にあるのはもったいない!

 もっと買う人が増えてくれないと、店がつぶれたら私が行けなくて困る!

 でも私は買えない(笑)!

 ということで、ここへ紹介することにしました。岡山でガラスの宝飾品に興味のある方にはぜひお勧めです。ガラス以外でも、トルコじゅうたん、スカーフ、銀細工、手描きの大皿など多彩な雑貨が並んでいます。そして、私のようにお金のない人でも大丈夫(笑)。トルコ名物・のびるアイスも売っています。

 このお店は2007年4月にオープンしました。これからまだまだ伸びるお店です。ぜひ気軽に店長のところへ遊びに行ってください!


メネクシェ(menecshe) *メネクシェはトルコ語でスミレという意味
岡山市奉還町2−8−15
電話 086−251-3344
営業時間 10:00-19:00
定休日 日曜
URL http://menecshe.ocnk.net/

ESPACO BRAZIL

これから時間があるごとに、岡山でお世話になっている外国籍の方々のビジネスなど紹介していければと思います。

【注意・このお店は金融不況の影響で2009年2月に閉店しました。残念なことです】

本日は、総社市にあるブラジル食品店&カフェ「エスパッソブラジル(ESPACO BRAZIL)」さんです。総社駅前から大通りを歩いて1,2分でしょうか。とても近いです。通りを挟んで向かいにはブラジル人学校「エスコーラ・モモタロウ・オカヤマ」のビルがあります。


ESPACO BRAZIL


ガラナジュース
 異国の味はちょっと、という人は「ガラナジュース」(150円)からトライしてください。これは普通のさわやかな炭酸飲料です。

コーンアイス
 もうちょっと冒険してみたい、という人は「コーンアイス」はどうでしょう(150円)。本当に、とうもろこしの味です。

espaco brazil lady
 お店のおかみさん(?)が写真撮影に応じてくださいました。笑顔がすばらしい方です。

棚

 棚にはブラジルの食材がいっぱい並んでいます。いろいろ挑戦してください。あと、キビ(KIBE)、コシニャ(COXINHA)、リソレス(RISOLES)といった揚げ物や、甘ーい手作りケーキが置いてあります。これらは、異文化の味であることを覚悟して臨んでください(笑)。

 もうどっぷりブラジルに浸りたい、という人は、毎週日曜午前11時から午後3時までのバイキングに来てください、とのことです。ブラジルの方々が集うそうです。ランチにはピザ、ハンバーガーとかの軽食もあります。

ESPACO BRAZIL
岡山県総社市駅前1-3-36
10:00〜20:30(火〜土)
11:00〜19:30(日)
月曜休み



| 1/1PAGES |