links

categories

archives

留学中の有償インターンシップ手続き(法務省)

インターンシップをご希望のみなさまへ

法務省入国管理局
平成30年8月

 

(原文サイトはこちら)

http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri07_00109.html


 

<はじめに>
インターンシップを行う学生に対して,労働関係法令(例えば,最低賃金法など)が適用されるかどうかについてあらかじめご確認ください。
労働関係法令の適用については,インターンシップの態様により個別に判断されますが,例えば,学生がインターンシップを行う企業において直接生産活動に従事するなど,当該作業による利益・効果が直接企業に帰属し,かつ,企業と学生との間に使用従属関係が認められる場合には,当該学生は労働者に該当すると考えられます。
在留資格「留学」,「特定活動」(継続就職活動)又は「特定活動」(就職内定者)をもって在留している方
インターンシップによる報酬の有無により,下記のいずれかに該当します。


インターンシップにより報酬を受けない方(無報酬でインターンシップを行う方)


入国管理局から事前に許可を受ける必要はありません。

 

インターンシップにより報酬を受ける方

<インターンシップに従事する時間が,1週について28時間以内の方又は在籍する教育機関の学則で定める長期休業期間中に行うインターンシップであって,当該インターンシップに従事する時間が1日について8時間以内の方>
 
 事前に入国管理局から資格外活動許可(※)を受ける必要があります。
  ※ 1週について28時間以内で行う,いわゆるアルバイトに対する許可のことです。

(注)当該許可を受けることにより,いわゆる夏季休業,冬季休業及び春季休業等として,在籍する教育機関が学則で定める長期休業期間中は,1日について,8時間以内の資格外活動が可能です。そのため,長期休業期間中に,1週について28時間を超えるインターンシップに参加する場合であっても,下記の「1週について28時間を超える資格外活動許可」を受ける必要はありません。

 資格外活動許可申請の方法等については,こちらをご確認ください。
 
<インターンシップに従事する時間が,(長期休業期間以外で)1週について28時間を超える方>

 事前に入国管理局から資格外活動許可とは別に,「1週について28時間を超える資格外活動許可」を個別に受ける必要があります。
  (注)学業に支障がないことが前提となります。

○対象となる方
(1)在留資格「留学」をもって大学(短期大学を除く。)に在籍し,インターンシップを行う年度末で修業年度を終える方で,かつ,卒業に必要な単位をほぼ修得している方
  ※ 卒業に必要な単位のうち,9割以上の単位を取得した大学4年生が想定されます。
(2)在留資格「留学」をもって大学院に在籍し,インターンシップを行う年度末で修業年度を終える方
  ※ 修士2年生又は博士3年生が想定されます。
(3)在留資格「特定活動」をもって在留する就職活動を行っている方(短期大学を卒業した方及び専修学校の専門課程を修了した方を含む。)
(4)在留資格「特定活動」をもって在留する就職内定者の方(短期大学を卒業した方及び専修学校の専門課程を修了した方を含む。)

 

 上記に該当しない場合であっても,単位を取得するために必要な実習等,専攻科目と密接な関係がある場合等には,1週について28時間を超える資格外活動許可を受けることができます。

○「1週について28時間を超える資格外活動許可」の申請に必要な資料
 資格外活動許可申請に必要な書類に加えて,下記の資料を提出してください。
(1)インターンシップを行う予定の機関が作成した,申請人の待遇を証する文書
  ※ 具体的に行おうとする活動内容,活動期間,活動時間,活動場所,報酬等を記載したもの。
(2)大学生・大学院生の方は,在学する大学からの在学証明書
(3)大学生の方は,卒業に必要な単位数及びその修得状況が確認できる文書(成績証明書等)
(4)専修学校の専門課程を修了した方は,専修学校からの成績証明書

 


日本でのインターンシップを目的として来日する海外の大学の学生


インターンシップによる報酬の有無により,下記のいずれかに該当します。

○インターンシップに関する留意事項

(1)受入体制及び指導体制の確保について
  インターンシップは,教育課程の一部であるため,当該インターンシップを実施する日本の企業において学生を受け入れる十分な体制及び指導体制が確保されている必要があります。

(2)専攻との関係について
  インターンシップは,教育課程の一部として,単位習得等の学業の一環として実施されることが要件とされていますが,インターンシップの内容と学生の専攻との関連性についても留意する必要があります。
 

インターンシップにより報酬を受けない方(無報酬でインターンシップを行う方)
<90日以内のインターンシップの場合>

 在留資格「短期滞在」での入国となります。
  ※ 査証免除対象国以外の国籍の方については,来日前に査証の申請が必要です。
    査証申請についての詳細は,外務省又は査証申請を行う予定の在外公館にお問い合わせください。
 
<90日を超えるインターンシップの場合>

 在留資格「文化活動」での入国となります。
 ※ インターンシップを行う予定の本邦の企業等が,在留資格認定証明書交付申請を入国管理局に行う必要があります。提出書類については,こちらをご確認ください。
インターンシップにより報酬を受ける方
在留資格「特定活動」(告示9号)での入国となります。

○対象となる方

 外国の大学の学生
 ※ 卒業又は修了した者に対して学位の授与される教育課程に在籍している学生が対象となります。
   (いわゆる通信教育課程に在籍している学生は除かれます。)

○滞在期間

 1年を超えない期間で,かつ,通算して大学の修業年限の2分の1を超えない期間内であること

○対象となる活動

 学業等の一環として,外国の大学と本邦の企業等の間の契約に基づき,報酬を受けて実習を行う活動

○提出書類

 提出書類については,こちらをご確認ください。


吉備国の開国1800年を祝う本

新年あけましておめでとうございます。今年は暖かい年明けでうれしい限りです(笑)。

 

年末にどっさりと本を買い込んでしまったので、正月はずっと読んでいました。テーマは「吉備国の開国1800年」です。

 

1800年前の3世紀ごろ、吉備の地域は弥生時代の終盤に入っていました。

 

弥生時代(紀元前4世紀ー後3世紀中ごろ)から古墳時代(後3世紀中ごろ‐7世紀ごろ)というと、縄文の「移動・狩りの時代」から弥生の「定住・農耕の時代」へ移り集落が形成され、共同体をつくり「豪族」という権力が生まれた時代です。

 

古墳時代には、天皇の系譜の豪族が他の豪族を平定して倭(わ・やまと)政権が中央集権化を進めていきました。

 

中央集権が進む前、吉備国や九州北部は一定の力を持った豪族のクニ(国家になりきっていない地域組織)でした。そのクニが地方にありながら力を持った理由として、「交易」の恩恵が大きいことが考古学研究によって明らかにされているところです。

 

      ■   ■

 

(タイトルがやばいと思われたのか、アマゾンでは、左のように絵と帯が削除された画像が載っています。怖い)

 

 最初に読んだのは、「海の向こうから見た倭国」です。著者の高田貫太さんは岡山大学大学院出身の考古学研究者です。院生時代に西日本で渡来人系古墳や朝鮮系装飾品の出土を目の当たりにし、弥生時代のクニのありようを遺跡から解明しようと研究を続けています。

 

 おおまかな内容は、ヤマト王朝の統一前は国境という概念はなく、朝鮮半島南部から日本の諸島地域や日本沿岸地域の「海の民」は、お互いに似た言葉を操りながら船で交易を重ねていた、というもの。「海の民」は朝鮮半島から鉄器、装飾品、生活用具などの最新の文化を輸入する「道先案内人」として活躍し、組織として無視できない力を持つようになったそうです。

 

 当時の朝鮮半島は、百済、新羅、伽耶などが激しく争っており、各国は日本側のクニの力を後ろ盾にするため交易を求めたという背景があると、眦弔気鵑論睫世靴泙后その証左となるのが、近年発見されている朝鮮半島での日本式古墳(前方後円墳)の存在です。研究の裏話的でいいなと思うところは、韓国人研究者との情報交換のシーンで「真実を一緒に解明したい」という二者のあふれる熱意が感じられるところです。

 

 朝鮮半島からすれば、伽耶や他の南端のクニの話は、歴史上は泡沫の扱いなのではないでしょうか(日本にとっての吉備国も同じか)。でも、その地域に住んでいる人にとっては、その小さなクニの歴史こそ地域の歴史の礎(いしずえ)であり、地域の底力を示すものなのだと思います。熱い土着の思いが通い合う、感動的なシーンでした。

 

   □    ■

 

 岡山に住んでいると、遺跡の中に「築造年代、築造目的は不明」とか「百済からの渡来人のゆかりの地だが、詳細は不明」など、詳細不明とされる遺跡が多くあります。古代史の記録にも、「出生地不明」「経歴不明」な人がたびたび出てきます。その中には、中央集権国家にとって不都合な歴史が改ざん、無視、削除されてきた結果としての「不明」も多くあるのだと、岡山の歴史愛好家から口々に聞いてきました。

 

 交易時代には、人の移動も当然にあり、渡来系の人々が多く政権の周辺にいたことも、分かってきています。古墳時代の次にくる飛鳥、奈良時代は、大量に大陸文化を輸入しながらも、大陸とは違う自国のアイデンティティーを確立して国家の形をより明確にしようと動いていた時代です。その中で、渡来人の存在は「不明」とされていきました。

 

 では、その渡来人の痕跡はどこに残るかというと、なんと、言葉に残っている、というのが、次の本のメッセージでした。

 

 

 藤村由加さんの本「人麻呂の暗号」「額田王の暗号」「古事記の暗号」は、出版当時はトンデモ本ともいわれ、どんな人が酷評しているかは、今もアマゾンのレビューで見ることができます。

 

 藤村さんのグループは多言語を同時に習得する活動から派生して、日本語の周辺言語も含めて参照・比較する方法で日本語を研究しています。さきほど、「かつて朝鮮半島と海の民は似た言葉を話していた」と書きました。では、書き言葉はどうだったのか。

 

 書き言葉に至っては、日本は漢字を中国・朝鮮から輸入するまでは自国の文字を持っていませんでした。文字とは、当時の生活や感情やメッセージを形にしたものです。当時の感情や概念の漢字表記方法にルールがあったとしたら、そのルールは日本にも使われているはずです(何しろ丸ごと輸入しているのだから)。

 

 こういう仮説をたてて、すべて漢字で書かれた古代の日本文を解析。古代朝鮮語と古代中国語と同義、同音の漢字や技巧ルールを当てはめると、今まで牧歌的に訳されていた古事記や万葉集などの和歌の中に深い悲しみや怒りのメッセージが浮かびあがり、今まで「意味不明」と言われていた枕詞も明確な規則があった、というのです。漢字の語源まで理解して使いこなすことで、詩に二重、三重もの意味を含ませることができた古代知識人の英知の深さにふれた、その感動を本にしています。

 

 「古事記の暗号」では、自然科学のあけぼのについて解明しています。科学技術が発見される前の古代で、中国はどのように自然の規則性を発見し、記そうとしてきたかの説明と、その中国で発案された自然の規則性の思想が古事記に取り入れられている、というのが内容で、知的好奇心が刺激されます。

 

 日本の歴史は中国、朝鮮半島の文化と合わせてみるとぐっと厚みと深みが増すな、と思います。みなさんも、そう思ってもらえるといいけれど。


華氏119〜希望を捨てて動くこと〜

 

マイケル・ムーア監督の最新作「華氏119」を見てきました。もー、泣きすぎて疲れました(笑)。

 

面白い、というのは人を動かす大きな力だと思います。人は時代が退屈になってくると、悪いことですら面白ければ受け入れてしまう。善悪よりも面白さが尊ばれる平和な社会が生み出したもの、それがトランプ氏なのだなあ、と思います。

 

私は一時期アメリカに住んでいたので、アメリカで起こっていることが2〜10年後に日本で起こることは確信しています。そして、この映画は今の日本、そして将来の日本がどのような社会になるかも見せてくれます。

 

悪の暴走する兆しを止められなかったのは、「善良な」市民が「憲法が守ってくれる」「良識が守ってくれる」と希望を持ちながら、それに頼って結局何もしなかったからだ、というメッセージを監督は伝えています。

 

面白かったのは、ある識者が「アメリカは200年間の民主主義の歴史があるというのは間違い。1970年代になってやっと黒人と女性に参政権が与えられたにすぎない。私たちはまだ民主主義という理想に向かう途上にいるのだ」と話していたところ。すべての国は発展途上国なのだな〜。

 

こうして考えると日本の戦後史も、大半はアメリカの社会(民主化という方向は良かったけど)をなぞってきた、ある意味自分で考えることを放棄した「退屈な社会」だったのでは、とも思えたり。

 

「アメリカを守るというが、何を守るというのか。私たちが守ろうとしているアメリカは、今まで見たことのない姿になっている」(監督)。

 

「行動するなら、まだ間に合う」と言った監督の言葉は、アメリカの民主主義の底力なのか。その底力で踏ん張る人々の映像がたくさん流れてきて、私は涙が止まらなかったのでした。

 

 

 

 

 

 


留学生への貸与型奨学金についての入管指針(2018.3)

貸与型奨学金というのは、看護学校奨学金の「お礼奉公」に似た強制労働状態(先に負債を負わせて労働させる)の問題が含まれているので、入管も厳しく審査してきました。このたび入管は、その明確な留意点をまとめたようです。

 

貸与型奨学金により学費等の経費を支弁しようとする留学生(留学希望者を含む。以下同じ。)及び当該留学生の受入れを予定している教育機関のみなさまへ

 

http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri07_00155.html

 

平成30年3月 法務省入国管理局

 

本邦に在留する期間中の生活に要する費用(学費・生活費)を貸与型奨学金(都道府県等が実施主体となる修学資金等貸付制度を除く。)により支弁しようとする留学生及び当該留学生の受入れを検討されている教育機関におかれましては,当該奨学金の貸与条件等に関し,適正な出入国管理を行う観点から,以下の点に御留意いただくようお願いします。

1 貸与条件

留学生としての本来活動の継続が困難とならないよう,貸与を受ける留学生が以下に該当する場合を除き,原則として,在学中にその貸与を終了する条件が付されていないこと。

例えば,奨学金の貸付の際に指定された稼動先(アルバイト先)を辞職した場合に貸与を途中で終了することを条件とすることは認められません。

(1)退学したとき。

(2)心身の故障のため修学を継続する見込みがなくなったと認められるとき。

(3)学業成績が著しく不良となったと認められるとき。

(4)奨学金の貸与を受けることを辞退したとき。

(5)死亡したとき。

(6)その他奨学金を貸与することが適当でないと認められるとき。

2 返済条件

(1)在学中の返済が求められていないこと

留学生は我が国において勉強に従事するために入国・在留が認められているものですので,在学中の返済は,留学生としての本来活動に支障が出るおそれがあることから,原則として認められません。

なお,入国後,例えば長期休業期間等で資格外活動による収入が多い月に,留学生本人の希望により,生活に支障のない範囲内で繰上返済を行うことは差し支えありませんが,貸与した法人により繰上返済が強要されることは認められません。

(2)貸与額の残額を一括で返済する等の条件が設けられていないこと

奨学金の貸与を受ける場合,留学生が貸与額を一括で返済できる資産を有しているとは通常考え難いことから,次のような場合に一括で返済する又は違約金を徴収する等の条件が付されているものは認められません。

ア 貸与を途中で終了した場合

イ 就労に係る在留資格への変更が認められなかった場合

ウ 卒業後に奨学金を貸与した機関等の特定の機関で就労しない場合

エ 返済期間中に特定の機関を辞職する場合

また,奨学金の貸与を受ける留学生が奨学金の返済期間の途中で本国へ帰国する場合に,本邦に引き続き在留する場合よりも高額な返済が求められることは適当ではありません。

なお,特定の機関において一定期間就労した場合に,就労期間に応じてその返済の一部又は全部を免除することは差し支えありません。

(3)返済額が,就職後に得られるであろう収入からみて生活に支障のない範囲内であること

例えば,月当たりの返済額が手取りの約1割以内であれば,一般的には生活に支障のない範囲内と考えられます。

なお,収入が多い月などに留学生本人の希望により繰上返済を行うことは差し支えありませんが,貸与した法人により繰上返済が強要されることは認められません。

3 その他

(1)奨学金の貸与を受ける留学生が奨学金の貸与条件及び返済条件を理解していること。

(2)奨学金貸与期間中の資格外活動許可に基づく稼動(アルバイト)先及び教育機関卒業後の就労先があらかじめ決められている場合には,奨学金の貸与を受ける留学生がその労働条件を理解していること。

(3)本邦に在留する期間中の生活に要する費用(学費・生活費)のすべてを奨学金(注)により支払う場合を除き,奨学金以外の方法により支払うこととなる費用について,現に有する預貯金等により支弁可能であると確認できること。

(注)貸与型・給付型を問わない。

4 在留資格認定証明書交付申請における経費支弁に係る提出資料

貸与型奨学金により学費等を支弁しようとする場合には,在留資格認定証明書交付申請において,現に有する預貯金等の資料に加えて,以下の提出が求められます。

また,在留期間更新許可申請においても提出が求められる場合があります。

(1)奨学金の貸与条件及び返済条件を規定している資料(奨学金貸与規程等)

(2)奨学金の貸与に係る契約書の写し(貸与を受ける留学生が自筆で署名したもの)

(3)奨学金の支給回数等具体的な貸与方法を説明した資料(貸与する法人から授業料として直接教育機関へ年2回支給,貸与する法人から留学生の銀行口座へ毎月支給等)

(4)奨学金貸与期間中の資格外活動先があらかじめ決められている場合には,留学生が稼動することとなった場合の勤務時間や給与等の雇用条件が分かる資料及び留学生が当該条件について理解している旨を申告する資料(留学生が自筆で署名したもの)

(5)奨学金を貸与する法人の登記事項証明書(全部事項証明書)及び直近の決算書(損益計算書,貸借対照表)

(6)教育機関卒業後の就労先があらかじめ決められている場合には,当該雇用条件が留学生と同等の経歴を持つ者が稼動する場合の雇用条件と同等であることを説明する資料(例えば,就業規則の写し等)及び留学生が当該条件について理解している旨を申告する資料(留学生が自筆で署名したもの)

※ 貸与型奨学金以外に係る資料については,留学生は受入れ先の教育機関へ御確認のうえ,御提出ください。また,教育機関におかれましては,各地方入国管理局の案内に沿って御提出ください。

※ 審査の過程において,上記以外の資料を求める場合もありますので,あらかじめ御承知おきください。

(参考)労働関係法令との関係

(1)在学期間中の資格外活動許可に基づく稼動(アルバイト)先や教育機関卒業後の就職先をあらかじめ決められていることを条件に,奨学金の貸与を受けることについては,直ちに労働契約法及び労働基準法に抵触するとは言えませんので,奨学金の貸与・返済条件が上記1及び2に合致するものであり,奨学金の貸与を受ける留学生が,上記3(2)のとおり,労働条件について理解し,了承しているのであれば,在留資格「留学」に係る入国・在留審査においては差し支えないこととして取り扱います。

(2)労働することを条件として貸与される奨学金の返済方法として,使用者が留学生の給与から一方的な天引きを行う場合には,労働基準法第17条に抵触することに御留意ください。

なお,留学生が自らの意思により天引きを希望する場合には同条には抵触しませんが,そのような形式がとられている場合であっても,実質的にみて使用者の強制によるものと認められる場合には,同条に抵触することとなります。

※ 詳細につきましては,管轄の労働基準監督署へお問い合わせください。

 


岡山朝鮮学校公開授業2018

今年も、日本人らでつくる「日本と南北朝鮮との友好を進める会」主催による岡山朝鮮学校の公開授業が行われました。さらっと写真でご紹介。

 

私の好きな、習字(見るのが好き)。今年もいっぱいありました。

shuji3.JPG

 

シュールな日本文。こういうの、意味も深く考えず書いてしまうシュールな科目が、習字。

shuji2.JPG

 

ハングル文字にも当然、美しい形というのがあるそうで、そういうのを知るともっと面白いのかもしれないな。

 

授業中の子供たち。一生懸命。理科かな?

IMG_1444.JPG

 

子供、ちっちゃいな!1年生。少し日本語を交えてハングルで話しかける先生。私もここで勉強したらハングルできるようになるかな。

IMG_1440.JPG

 

あ、ベルマーク。

bellmark.JPG

 

廊下の掲示。先生の字は美しいですね。

keiji1.JPG

 

廊下の掲示。「スゴく回すのが速い漁師」って何やねん!

keiji2.JPG

 

中3の教室の「成長記録」。中3にはどう成長するかな?の「?」

keiji3.JPG

 

日の当たる廊下はいつも懐かしい感じ。

rouka1.JPG

 

朝鮮学校に対する高校無償化助成金を出さない差別的措置について、日本政府は国連人権委員会から是正勧告を受けています。そのときの国連委員会に行ってきたという英語の先生による報告がありました。朝鮮学校の立場を訴えるロビー活動を行い、一人ひとりの委員に実情を説明したそうです。戦う言論ここにあり、という感じで、ちょっと鳥肌が立ちました。民主主義や平和主義とは安穏とした仲良し世界ではなく、言論という土俵で戦うことで権利に光を当てる、激しく動的な世界なのだ、と思い知らされるような。

kouen.JPG

 

 私は過去に友好親善訪問団に入れてもらって朝鮮共和国へ行ったことがあります。日本の在日朝鮮系の人たちもそうですが、根がすごい真面目で、かなり聡明な人も多い。当然なんですけどね。だからこそ、対話の局面に来ている朝鮮半島の情勢の中でも、破綻せずに交渉を続けていられるし、他国(ロシア、米国、中国など)も対話の方向に動こうとしているのだと思います。聡明な人が、これからもたくさん育ってほしいです。そして、それを支えられる日本社会でありたいです。


在留資格「高度専門職」の勤務先「法務大臣が指定する機関」とは?

在留資格「高度専門職」で働く人の勤務先は、入管法上で「法務大臣が指定する本邦の公私の機関」となっています。

 

どうやって指定されるのか?指定を受けるにはどうすればいいのか?という質問を受けましたので、広島入国管理局へ問い合わせて回答いただきました(2018年9月6日)。

 

 外国人がまず、特定の会社でこれから働く旨を申請書に記入し在留資格「高度専門職」の許可申請を行います。

  ↓

 許可が出たら、その時点で申請書に書かれた雇用企業が「法務大臣の指定を受けた」とみなされるそうです。

 

 つまり、事後指定という感じです。別にネット上に公表されるわけでもありません。

 

 A社で働いていた「高度専門職」(在留期間5年)の人が、在留期間を3年残したところでB社へ転職することになったときは、どうすればいいのでしょうか。

 

 B社はまだ「法務大臣から指定を受けていない」わけなので、改めて入社前(雇用契約は交わしている段階)に申請をしなければなりません。これは、基本的には「在留資格変更」を申請することになるだろうと思います(「A社で働くための高度専門職」から「B社で働くための高度専門職」への変更)。

 

 ちなみに、在留資格「技術・人文知識・国際業務」であれば、在留期間中に同職種の別会社へ転職しても、事前の許可は必要ありません。入社後の14日以内に入社に関する届出を入管へするだけです。取り扱いが違いますね。なので、気を付けなければいけません。

 

このあたりの違い、私もあいまいだったので、勉強になりました。

 

 

 

 

 


つれづれ書評「彼女は頭が悪いから」

 

 SNS上であまりにもみんなが「衝撃すぎて苦しい」「救いがなくてしんどい」というので、気になって読んでしまい、やっぱりしんどかったので、書いて楽になろうと思って書きました(笑)。

 

 小説の元になっているのは、2016年に起こった東大生5人による大学生(女性)への強制わいせつ事件です。本当の事件と裁判の推移については、このページで見ることができます。https://abhp.net/news/NEWS_997100.html

 

 5人中3人が起訴され、3人とも有罪判決を受けました。事件は、「東京都の容疑者の 1人の自宅マンション室内で、約 1時間にわたり、女子大学生の服を無理やり脱がせて全裸にし、胸など体を触ったり、キスするなどした」というものでした。

 

 小説はフィクションですが、設定と話の流れは実際の事件とほぼ同じです。加害者と被害者の中学時代からの生い立ちを丹念に書き加え、加害者がどのようにして「彼女」への共感を欠く状況になっていったか、被害者がなぜ「彼」から逃げられなかったのか、という背景が分かるようになっています。

 

 読んだ後に私自身がショックだったのは、性加害について「どの程度の物理的加害だったか」でものごとを量るくせが自分にもついていた、と気づかされたことでした。手を触れなくても、強姦しなくても、人を精神的に殺すことができる、という事実への鈍感さ。相手が精神的に死ぬことへの鈍感さ。

 

 物理的な殺し合いができるようになる前には、精神的な殺し合いがすでに始まっているのでしょう。見えないところで殺されている人たち、そして殺している人たち。その自覚もないままに。

 

 裁判は有罪でしたが、小説の中では被告もその親も「ただの悪ふざけでなぜ有罪なのか」と思い、ネット上も「女が軽率すぎた」と非難する描写が出てきます。実はここが一番怖い、と思いました。

 

 自分たちの感覚が正しくて法律がおかしい、という声が大きくなるとき、法律の力は弱くなります。法律は法律の価値観を信じる人たちによって力を与えられるからです。

 

 姫野カオルコさんの小説は初めて読みました。最初の4分の3は少し姫野さんの「思い入れ」の強い描写説明がしんどかったのですが、最後の4分の1で、しっかりまとまっていました。「魂の殺人」は、その重さをきちんと感じて公正に裁かれるべきである。そんな法の価値観を姫野さんは支えたかったのでないか、と思います。そして鈍感になった私たちに、魂の重さを手に取って感じられるようにしてくれたのだと思います。

 

 本の表紙の絵「木こりの娘」は、ジョン・エヴァレット・ミレイの作品です。女性や身分の低い人たちが長年かけて勝ち取った人権とは何だったのか、いろいろ考えさせられる意味深な絵です。

https://www.musey.net/15450


個人情報書類を処分しました

 

今年も、個人情報書類の処分をしました。リバースプラザさんにお世話になりました。リバースプラザさんにはいつも丁寧に対応していただいて感謝です。


Immigration's Information for Water Disasters Victims 水害被害者の方へ‐広島入国管理局

***Announcement from Hiroshima Immigraion***
広島入管(ひろしまにゅうかん)からのおしらせ

[For Non-Japanese who suffered heavy rain disasters in West Japan]

...

【豪雨災害(ごううさいがい)にあわれた外国人(がいこくじん)の方(かた)へ】

 

If you are in a shelter or other temporary house, you can apply for re-issue of Zairyu card at any nearest Immigration Bureau of your current location no matter where you currently evacuate.

避難(ひなん)している方(かた)は,「在留(ざいりゅう)カード再交付(さいこうふ)」の手続(てつづき)を避難先(ひなんさき)の近(ちか)くの入国管理局(にゅうこくかんりきょく)ですることができます。住(す)んでいる所(ところ)の入国管理局(にゅうこくかんりきょく)だけでなく,避難(ひなん)している所(ところ)の近(ちか)くの入国管理局(にゅうこくかんりきょく)でも手続(てつづき)をすることができます。

 

Please apply for re-issue of a Zairyu card if you lost it. It is OK even if you do not have a lost certificate issued by police or any other IDs. Please bring Risai Shomei or Hisai Shomei (if any) .

在留(ざいりゅう)カードを紛失(ふんしつ)したときは,近(ちか)くの入国管理局(にゅうこくかんりきょく)で在留(ざいりゅう)カード再交付(さいこうふ)の手続(てつづ)きをしてください。
紛失証明書(ふんしつしょうめいしょ)(警察(けいさつ)が発行(はっこう)する証明書(しょうめいしょ))や身分(みぶん)を証明(しょうめい)する書類(しょるい)がなくても,手続(てつづ)きをすることができます。
被災証明書(ひさいしょうめいしょ)や罹災証明書(りさいしょうめいしょ)を持(も)っていたら,持(も)ってきてください。

 

Call Hiroshima Immigration at 082-221-4412 if you have troubles with collecting document for application, lost Zairyu card, and so on.

入管(にゅうかん)の手続(てつづ)きをしたいけれど書類(しょるい)が揃(そろ)わない,在留(ざいりゅう)カードがなくなってしまったなど,入管(にゅうかん)の手続(てつづ)きに困(こま)っていたら,電話(でんわ)で相談(そうだん)してください。
電話番号(でんわばんごう)は082−221−4412です。


【韓国籍の方へ】「家族関係登録簿」診断キャンペーン

在日韓国民団では韓国籍の方のために、家族関係登録(日本の戸籍にあたるもの)の情報が正しいかどうか診断するキャンペーンを12月まで行っています。


相談は基本的に無料です(書類取り寄せなど実務が伴う場合は手数料がかかります)。

 

家族関係登録は2008年に新しくできた制度です。在日韓国人の方の間では、次のような問題がこれまでに起こっています。
・家族関係登録簿が存在しない
・出生、婚姻、死亡などの登録をしていない
・重婚になっている
・誤記がある(生年月日、姓名など)
・記載内容が事実と大きく異なっている(家族構成、続柄、過去のことなど)
・知らない人が家族として登録されている

 

登録簿の内容を正しくしておかないと、相続、裁判など手続きが必要なときに長期化することもあります。

 

【相談に必要なもの】
・家族関係登録の証明書類(家族関係証明書、基本証明書、婚姻関係証明書、入養関係証明書、親養子関係証明書、除籍謄本)

 

【訂正が必要なときに日本側で事実確認できる資料】
・閉鎖済み外国人登録原票(法務省へ郵送で個人情報開示請求する)
・住民票
・出生届、婚姻届、死亡届のコピーなど過去の日本の役所への届出が分かるもの

 

【相談先】
岡山の方は、おかやま民団(生活相談センターおかやま) TEL 086−225-0826
その他の方は、全国の民団地方本部、みんだん生活相談センター

http://www.mindan.org/seikatsu.php


※韓国からの証明書の取り寄せからお手伝いしています

 

ちらしはこちら 

 

PDFはこちら

https://goo.gl/PnXViv


| 1/53PAGES | >>